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ドリームガールズ

さて、今日は少し時間があったので金券ショップで『BABEL』と『ドリームガールズ』の前売りを買って、さっそく、めちゃめちゃ楽しみにしていた『ドリームガールズ』を見て参りました!



☆『ドリームガールズ』のサイト↓
http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html

この映画…
絶対映画館で見るべきです!!
もうね、素晴らしいですよ!モータウンソウル好き、シュープリームス好き、音楽好き、映画好きにはたまらん映画です。
また、そうでない人も十二分に楽しめるハズ。
終始、出演者のパワーに歌に圧倒されまくりの130分間でした。
エンドロール終わってからもしばらく動けず…。
家に帰ってきた今もわたくし、ちょっと興奮状態。
(いまだに鼻の穴が少し開いている気が…。)
そしてサントラ聞きながら、映画を思い返し心震えとります。
今年のアカデミー助演女優賞は、菊池凛子嬢にも頑張ってもらいたいものの、『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンで確実決まり!でしょう。劇場に行けば彼女の魂の歌が聞けます。わたくし、映画中盤から後半にかけてのジェニファー・ハドソンのアレサ・フランクリンばりの力強い歌声になんども鳥肌たちました。しょんべんちびりそうになりました。目頭がジーンと熱くなりました。ビヨンセも『Listen』を歌うシーンとか素晴らしかったですが、完全にジェニファー・ハドソンに食われてましたね。
それほど彼女の歌はスンゴイです。
ビヨンセ、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ演じる、
ドリーメッツの踊りも、まんまシュープリームス!
曲調も完全にモータウンミュージック!ってのも非常にグッときました。
モータウンの創始者ベリー・ゴーディをモデルとした人物、カーティス・テイラー・ジュニアを演じたジェイミー・フォックスと、エディ・マーフィ扮するジェームス・”サンダー”・アーリーの初期マネージャー役、ダニー・グローバー(リーサル・ウェポンではメル・ギブソンの相棒役でしたね。)二人の堅実な演技もかなり物語に深みを与えてました。
最近停滞気味だったエディ・マーフィの復活!とも言える演技も最高です。
ジェームス・”サンダー”・アーリーなる、人気スターから徐々に落ちぶれてゆくキャラクターを演じているんですが、このキャラクターがジェームズ・ブラウンにマーヴィン・ゲイ(劇中、マーヴィン・ゲイのかぶっていたような帽子&服装をしているシーンがあって笑いました。)ジャッキー・ウィルソンを足してコミカルにしたようなキャラクターで、落ちてゆくスターの悲哀を抜群の上手さで演じきっています。しかし、エディ・マーフィがあんなに歌が上手いとは…『サタデー・ナイト・ライヴ』出身、ビバリーヒルズ経由とはいえスゴすぎです。
ぜひ助演男優賞穫ってほしいもの。
あと完璧ジャクソンファイブ(マイケル・ジャクソンが子供のころ在籍していた兄弟グループです。)のパロディな5人組にもニヤリとさせられました。(よくもまあ、こんなに似てる子役連れてくるなあ。と、なんかそんなことにも感心。ただ幼少期のマイケルさんは、もっとおはなが大きかったハズですが…。でもそれはきっと、触れちゃいけ…以下割愛…。)
とにかく、この映画は、人種問題も絡んだアメリカ60~70年代のミュージックシーンのリアルな雰囲気と、栄光と成功の裏にある苦悩や悲哀、葛藤をソウルミュージックに包んで、力強く描き出した傑作であります。何度も書きますがDVDではなく劇場で見ることをオススメします!
ジェニファー・ハドソンのソウルに震えろっ!
って感じです。


☆ドリーメッツのモデルともいえるシュープリームスの『You Can't Hurry Love 』(恋はあせらず)の映像↓ (僕が高校生の頃『エド・サリヴァン・ショー』が日本でも再放送されていて、ジャクソンファイブ、ダイアナ・ロス&シュープリームス、テンプテーションズ等の映像をビデオに撮って見てたのを思い出します。懐かしいなあ。しかしダイアナ・ロスって顔のパーツのひとつひとつがデカイよな…。) 


☆ドリームガールズのサントラ、デラックス・エディション↓
ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付)
ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付)

Amazonだと15%off!だったので一昨日、早速注文して、映画見た日に届くようにセッティング!(ってか偶然以外のなにものでもないわけですが…。)
映画見て家に帰ったら届いてたっちゅう、グッドタイミングで我ながらニンマリ。
中身はこんな感じ↓で、CD二枚組におまけDVD(『Listen』のビデオと予告編が二種)が付いてます。いや、このサントラはマジで良いですよ!個人的にはDisc1の8曲目『Steppin'to the bad side』がお気に入り。このソウルファンクミュージックはヤバいです。シンセのとこといい、歌い方といい完全にスティービー・ワンダーの『Superstition』(迷信)へのオマージュです。 
書いた人 a | comments(4) | - |




コメント

これ、観ようかどうしようか迷っていたんですが
A.さんお勧めのスノークッキー食べながら
観ることにします。
チィ | 2007/02/22 12:53 PM

☆チィさん
こんばんは。
『ドリームガールズ』ぜひ観に行ってください〜!
けっしてソンはしないかと思います。
ほんと素晴らしい映画ですから!!
僕は物語の終盤、終始、涙腺緩みっぱなしでした。
スノークッキー食べながら観ると、ジェニファー・ハドソンの歌声に呆気にとられて、手が粉粉なって、にっちもさっちもいかなくなる可能性大です…。でも、そんな女性がもし劇場にいたら、確実に僕は萌えます…。ぜひ挑戦してみてください〜。 

A. | 2007/02/22 7:09 PM

月曜日に『ドリーむガールズ』観てきました。 
全く同感です!この映画は絶対に映画館で観るべきですね。 
最初から最後まで映像、音楽を楽しめる正にこれぞエンターテイメントって感じの映画でした。 
ビヨンセのまだスターになる前の素朴なメイクが逆にもの凄く魅了的でした。 
3人で喧嘩するシーンですが、喧嘩まであそこまでの迫力で歌われてしまえば立派に作品ですね。 
特にジェニファー・ハドソンの唸り立てるボイスは完全にビヨンセまでも飲み込んでいましたね。 
とにかく最高の映画でした! 
僕ももう一度言いたい、「映画館で観よう!」
南野島男 | 2007/02/22 11:26 PM

☆南野島男さん
コメントありがとうございます。
ビヨンセ奇麗でしたねえ!歌は上手いし、作詞作曲も自分でやってる、うんでもって、あのスタイルにあの美貌。天は、二物も三物も、四物も与え過ぎです。ビヨンセずるいです。唯一の欠点は名前がちょっとへんなことぐらい…。しかし、それすらも覚えられやすいという個性に…。びよんせ、おそろしいです。ひらがなで書くととってもヘンなのに…。

3人で喧嘩するシーン!いや〜、すごかったですねえ!
特に最後ジェニファー・ハドソンが愛を乞う歌を歌うシーンは、魂はいってました!ただただ、あのデカイ体とパワーに圧倒されまくりでした。鳥肌がたって、頭ん中がぐわ〜んと揺れました。
ジェニファー・ハドソン、これからが非常に楽しみな女優ですね!

A. | 2007/02/23 11:53 AM


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