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エル・プレジデンテ

エル・プレジデンテ(3ヶ月限定スペシャルプライス)
エル・プレジデンテ(3ヶ月限定スペシャルプライス)

プリンス殿下大好き!男、 
ダンテ・ギッツイー率いる、エル・プレジデンテ。
最高です!!
`80sな古くさい音なのに新しい!
グラム・ロック風なのに新しい!
なによりファンクな音楽性がたまりません!
ダンテ・ギッツイーの濃ゆ〜いヴォーカルに、
キャラ濃い〜メンバーたち。
だささすれすれのカッコ良さ!
彼らの音にわたくし、ひさびさ腰抜かしました。
もう、なにも言うことありません!
エル・プレほんと最高っす!! 

☆なんとアルバム、14曲目のボーナス・トラックにプリンスのラズベリー・ベレーのカヴァーを収録!ダンテ・ギッツイーが、プリンスになりきっているさまが、あまりにそのまんますぎて笑っちゃいます!

☆エル・プレジデンテのサイト↓
http://www.bmgjapan.com/elpresidente/

☆こっちは外国のエル・プレジデンテ公式サイト↓
(PVが幾つか見れちゃいます!オリエンタル美女ドーン・ツーの人を見下した感満載!の女王様ドラムがかなりキてますなあ…!!)
http://www.el-presidente.co.uk/content.php
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ウォーク・ザ・ライン 君につづく道


『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』↓
http://www.foxjapan.com/movies/walktheline/

エルヴィス・プレスリー、カール・パーキンスらとともにロカビリーの黄金時代を築いたジョニー・キャッシュと、彼の2度目の妻となる、ジューン・カーターとの10数年に及ぶ愛の奇跡をみつめた物語。
いい映画でした。主演のホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンが素晴らしい!とんデモ映画『サイン』に出演したことで、ホアキン…これから大丈夫か…。と演技者としての彼の将来を心配していたものの、この作品でのジョニー・キャッシュ役の演技を見て、それも杞憂に終わりました。とにかくホアキンいい目してるぜ!と思わせる迫真の演技です。『サイン』のときよか数百倍演技に力はいってる感じで、やっぱ『サイン』の時はやる気なかったんやなあ…と思わずにはいられませんでした。『サイン』を見終わった時のがっくり感と言ったらもう…、シャマラン監督に土下座してもらっても許せない感じだったわけで…。『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』に主演したことで、今まで付いてまわったリバー・フェニックスの弟というレッテルもなくなるのではないかと思います。
ちなみに生前のジョニー・キャッシュからキャッシュ役はホアキンでと直々に指名を受けていたらしいですが、スゲエ納得。歌もバッチシ!ドラッグに溺れてゆくラリッっぷり演技も最高!と言うことなし。なにより、父との確執を見事に表現していてその演技は胸が痛くなるほど。
リーズ・ウィザースプーンは泣くシーンでの眉間から額にかけてよるしわが、なんかすごく気になったものの、さすがは今年のアカデミー主演女優賞にノミネートされただけのことはあります。うまいです。劇中の歌のシーンはホアキン・フェニックス、リーズ・ウィザースプーンともすべて吹き替えなしの自分たちで演じたそうで、外国の役者さんはなんでもできるんやなあ…!と感心せずにはいられませんでした。脇をかためる役者の演技も目立ちすぎず大げさすぎず、実にうまい。(一人、ジェリー・リー・ルイス役のウェイロン・ペインはライヴシーンで目立ちまくってましたが!)
ジョニー・キャッシュの父親役、ロバート・パトリックは、息子を理解しようとしない(できない)朴訥で厳しく不器用な父親を巧みに表現していて、この映画の影の殊勲者だと思います。
ミュージシャン伝記物としては個人的に『Ray』よりもグッとくるものがありました。ロック好きの人は見とかなきゃ絶対損っ!ってな映画です。しかし、大阪では単館系でのロードショーってのが実に残念。いい映画なので、もうすこし拡大ロードショーとかしてもいいのではないかと思うんですが…。 

ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 特別編
ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 特別編

ウォーク・ザ・ライン~君につづく道
ウォーク・ザ・ライン~君につづく道
サントラ, ホアキン・フェニックス, リーズ・ウィザースプーン, ウェイロン・マロイ・ペイン, ジョナサン・ライス
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プーシキン美術館展

先週、国際美術館へ『プーシキン美術館展』を観てまいりました。
印象派からフォービズムそしてキュビズムへと至る、近代絵画の一時代を総括したかのようなセルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフのコレクション展示は大作こそ少ないものの見応え十分!大興奮!
平日なのに人、人、人の大盛況ぶりには驚きました。
いやー、世界の大金持ちコレクターってのは、レベルが違いますね。マティスの部屋やピカソの部屋と題して、部屋の壁という壁にマティスの絵やピカソの絵が張り巡らされている、彼らのコレクションルームの白黒写真が紹介されていたんですが、あれじゃ、名画のありがたみがまるでありません…。まるでアイドルオタクが部屋中にお宝写真飾ってほくそ笑んでるのと同じっす…。なんかあまりの金持ちっぷりに笑けてしまいました。
『プーシキン美術館展』展示作品の中では、
ゴーギャンの『浅瀬(逃走)』が一番の好み。↓
ゴーギャンの絵は、この『浅瀬』と『彼女の名前はヴァイルマティといった』の2点(あと版画2点もあり。)が展示されていたんですが、『浅瀬』は構図といい、色の塗り重ね方といい、『彼女の名前はヴァイルマティといった』よりも完成度が高いように感じました。(『彼女の名前はヴァイルマティといった』も構図自体はすごいけれども、色の塗り重ねかたが若干あらめな印象を受けた。)ゴーギャンの色の使い方はほんと最高です。『浅瀬』の浜辺へと続く砂地に薄いピンク色を使うあたり、色彩感覚がとんでもなくロックな男です。
しかもその発色の奇麗なこと!実際のゴーギャンの絵を見ると、図版、本等で見る彼の絵は、その良さをまるで伝えきれていないのがよくわかります。本物にはタヒチを安住の場と定め、現代文明を忌み嫌った彼の人間性がそこかしこに潜んでいるのが感じられます。
まあ、人間的には画家を目指してからは、社会から完全にドロップアウト。(画家になる前は株株式仲買人としてけっこう稼いでいたのだが…。)金もなく、タヒチで14歳の少女を愛人にしたりと、ロリコンで完全なる社会生活不適合者な男だったわけですが…。しかし、そういった人間的な歪みがあったからこそ、逆に彼の絵の輝きは増すように思います。心根の優しい、品行方正な人間が素晴らしい絵を描けるかといったら、そうとは言い切れないように、才能というものは人間性と必ずしも一致するわけではありません。むしろ何処か破天荒な、ネジの外れた人間に、天才的な才能を持った人物が多いというのは、神様も人が悪いというか、なんというか…。だからこそ、世界や人間の心は謎に満ちていておもしろいのかもしれません。
図版や、本で見るよりもイイ!と思った絵のもう一つは、
アンリ・ルソーの、
『セーヴル橋とクラマールの丘、サン=クルーとベルヴュの眺め』↓

この絵はパリ郊外のセーヌ川にかかるセーヴル橋の秋の情景を描いた作品です。空には飛行機、気球、飛行船がのどかに飛んでいるんですが、こんなに近い位置でそれらが一緒に浮かんでいるなんて、冷静に考えると何処かヘンで妙に幻想的。空のグレーが非常にきいていて、このグレーが画面全体に静謐さを醸し出してました。素朴で幻想的な絵です。
アンリ・ルソーはパリで税関職員をしながら休日に絵を描いていた、いわゆる「日曜画家」だったんわけですが、普通の日曜画家が、こんな幻想的な絵を描ける訳ねえじゃん!と思っちゃいます。彼の描くほとんどの作品は遠近法まるで無視。雑誌や写真、絵本などをもとに作り上げたコラージュ異世界です。ルソーの絵を見ていると不思議な感慨におそわれます。
絵画教育を受けていない彼の素朴でありながら夢想者の狂気を静かに孕んだ絵は、アウトサイダーアートともっとも近い位置にあるんじゃないかなあと個人的には思います。
そのほかにも近代絵画の父とよばれるポール・セザンヌのサント=ヴィクトワール山の絵もあり、モネ『白い睡蓮』、マティスの『金魚』ピカソ『アルルカンと女友達』などなど。実に多彩な作品群が目白押し!
正直、今回展示の目玉でもあるマティスの『金魚』の良さは僕にはわかりませんでしたが…。↓

マティスといえば初期作品『ブローニュの森の小道』も展示されていたんですが、こちらはフォービズムの面影残る良品。どちらかというとこちらの方が好きです。
そうそう、同時開催で収蔵作品展『コレクション4』も開催されていたんですが、こちらは人影がまばら…。プーシキン展チケットでこっちのも観れるのに、案外みなさん素通りっす。ジョルジョ・モランディの静物見れるし、カンディンスキーの『絵の中の絵』も見れる、現代美術では、ブラーのベストアルバムジャケ↓

ザ・ベスト・オブ

で有名ジュリアン・オピーの作品、ポール・オースターの小説『リヴァイアサン』の登場人物マリア・ターナーのモデルとなったアーティスト、ソフィ・カルの『B.C.W』も見れちゃう(これは『リヴァイアサン』でのマリア・ターナーの行動を実際にソフィ・カルが実行し作品化したもの。ポール・オースターの造り出した虚構をモデルとなったソフィが、自ら現実に再構築するという試み。)

リヴァイアサン
リヴァイアサン
ポール オースター, Paul Auster, 柴田 元幸

本当の話
本当の話
ソフィ カル, Sophie Calle, 野崎 歓

なんとレイチェル・ホワイトリード
の作品も!(これは小品でちょっとがっかり…。)そしてなんと言ってもジョセフ・コーネルの『カシオペア』も展示されてる!
しかし、裏側が見えない展示とは…。この作品には裏側にも天体図のコラージュがあり、それも見れるように展示してほしかったですね。残念です。

これから国際美術館へ『プーシキン美術館展』を見に行かれる方は常設展示もじっくり見ることをおすすめします。意外と面白いですよ!

☆『プーシキン美術館展』
■国際美術館→http://www.nmao.go.jp/
■会期 2006年1月11日(水)〜4月2日(日)
■開館時間 午前10時〜午後5時、金曜日は午後7時(入館は閉館の30分前まで)
■休館日 毎週月曜日
■一般問い合わせ ハローダイヤル 06-4860-8600
■観覧料 
当日 一般1400円  大学・高校生1000円 中学・小学生500円
前売・団体 一般1200円 大学・高校生800円 中学・小学生300円

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フランツ・フェルディナンド ライヴ!!

熊田曜子の目の下の隈が、何故か気になって気になって夜も眠れない今日このごろですが、
やっぱ若い子が多いなあ〜、と思いつつ、昨日、『フランツ・フェルディナンド Live in Zepp Osaka』ついに見てまいりました!
いやー、冒頭アレックス・カプラノス(Vo.)が
「メチャ、ヤバイッ〜!!」
と拙い日本語で叫んだ(個人的にかなり笑けた。東京では「チョウヤバイー」とでも言っていたのだろうか…。)とおりの、
「めっちゃ、やばい!!」ライヴでした。
全曲シビレまくり!踊りまくり!
演奏自体は、そんなにうまいわけではないんですが、見せ方&のせ方の上手いこと!(アレックスの軟体動物&時にロボット的な微妙な動きからして、もうかなりヤバイ。)ロックとしての曲のクオリティの高さは、最近、大躍進中のU.Kロック勢のなかでも群を抜いてます。どの曲も、ギターリフ、ベースリフのひとつひとつがカッコよすぎます。
Zepp Osaka会場全体の盛り上がりもスゴイものがありました。
猫も杓子もみんな熱に浮かされたように踊りまくってました。
三人でよってたかってドラムをひたすら叩きまくるシーンは圧巻で、ありゃ、あきらかに何かが取り憑いとんな…。と思わずにはいられませんでした。
正直ここまで完成度の高いライヴをするとは、そんなに期待してなかっただけに度肝抜かされました。CDよりも断然スゴいです。Rock!!です。彼らは本物です。

☆ちなみにセットリストはこんな感じ↓
1. This Boy
2. Come on Home
3. The Dark Of The Matinee
4. Tell Her Tonight
5. Auf Achse
6. What You Meant
7. Take Me Out
8. The Fallen
9. Walk Away
10.Eleanor Put Your Boots On
11.Do You Want To?
12.Darts of Pleasure
13.40'
14.Michael

15.Jacqueline
16.Evil And A Heathen
17.You Could Have It So Much Better
18.Outsiders
19.This Fire 

i Tunesで、この仮想Liveプレイリスト作って聞くと…
「メチャ、ヤバイッ〜!!」気分がどことなく味わえます。

☆フランツ・フェルディナンドのサイト↓
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/
FranzFerdinand/


☆ついにフランツのライヴDVDが登場!しかも二枚組だってさ!
こりゃ、ほしいっす!↓

フランツ・フェルディナンド

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ジョン・レジェンド

グラミー賞でのゴリラズとマドンナの共演を見ましたが、かなり濃かったなあ…。1958年生まれのマドンナは御年48歳。
レオタード姿て踊りまくる姿は、もうこりゃ、人間じゃなく特殊サイボーグっす…。ちかごろ、てんでパッとしないガイ・リッチーはマドンナサイボーグにあきらかに生気吸い取られとるな…。
『ロック・ストック〜』『スナッチ』撮って、もうネタが尽きたっぽいガイ・リッチーはこの先マドンナの金で悠々自適にくらすのでしょうか?
とそんなことはさておきジョン・レジェンドが最優秀新人賞を受賞したのちょっとうれしかったなあ。

☆ジョン・レジェンドの『Ordinary People』はほんとよい曲です。
『Ordinary People』のPVはこんな感じ↓
http://youtube.com/w/John-Legend---Ordinary?v=JZULMofRQ4k&search=john%20legend 

そもそも僕がジョン・レジェンドを知ったのは、ジョン・レジェンド、インディーズ時代の『Live at SOB?'s New York City』なるライヴアルバムをタワレコで試聴、ダニー・ハザウェイの名作アルバム
ライヴ
ライヴ
ダニー・ハサウェイ
↑を彷彿とさせる黒さと空気感に打ちのめされてから。
このころはジョン・レジェンドと名乗らず本名のジョン・スティーブンス名義でした。↓
 Live at SOB?'s New York City
Live at SOB?'s New York City
John Stephens

しかし、カニエ・ウェストと仕事したり、まさかこんなにスゴイ人になるとは思いもしなかったなあ…。びっくりです。


Get Lifted
ジョン・レジェンド
↑こっちのジャケットの『Get Lifted』のCDをよく見かけますが、
個人的にはDVD付き(インタビュー&ライヴパフォーマンス&ミュージック・クリップ4曲入り!)の『Get Lifted Limited Edition』がオススメ!↓ 

Get Lifted Limited Edition
ジョン・レジェンド, カニエ・ウェスト
(『Get Lifted Limited Edition』にはソニー「ブラビア」のCMに使われているルイ・アームストロングの名曲カヴァー『What a Wanderful World』も収録されとります!)

☆ジョン・レジェンドのサイト↓
http://www.johnlegend.com/

☆そして、今日はまちにまったフランツ・フェルディナンドのLiveに行ってまいります。楽しみ〜。
 
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Esquire3月号 ジェニー・サヴィル ルシアン・フロイド

Esquire (エスクァイア) 日本版 03月号 [雑誌]
Esquire (エスクァイア) 日本版 03月号 [雑誌]

タイトルの『美しい本、230冊。』に惹かれてEsquire3月号を買いました。
『ビジュアルに精通した書店24。』と題し、東京・神奈川、京都、大阪等のアート系書店情報が住所付きで掲載されていて、なかなか重宝しそうな雑誌です。(特に京都方面に、行ったことのない書店が幾つかあったので、観光がてらのぞいてみたいっす。)
以前、本屋で見て衝撃を受けた『Jenny Saville』(ジェニー・サヴィル)の画集もちょこっと載ってました。↓

Jenny Saville
Jenny Saville

ジェニー・サヴィルは、人間の身体を一つの肉の塊のように捉えて、どでかいカンバスにダイナミックに描く現代若手女性画家です。
どこか肉屋で売られているブロック肉のようにも感じられる人体の描写は、肉体の持つ、カタチそのものをリアルに表現していて、僕たちが普段気づかないでいる人間の持つ独特なカタチを追求することで、そのモデルの内面へも言及、肉薄しているように思えます。
彼女の描く豊満な女性の絵は一見グロテスクでありつつも、人間の存在感、存在意義を残酷なほどに体現していて、その絵の一筆一筆のタッチには崇高なものすら感じます。
僕はジェニー・サヴィルのペインティングを見て、現代具象絵画の巨匠ルシアン・フロイド(日本ではあまり知られてませんが、スーパーモデル、ケイト・モスのヌード肖像画がクリスティーズのオークションで約8億円っ!!で落札されちゃったりしてる、とんでもない大御所です。しかもこの人、精神分析学者ジークムント・フロイドの孫だったりもします。)のヌードシリーズと同じ匂いを感じました。
人体や自分の肉体を描いた絵は、ナルシスティックな絵に陥ることが多い中、ジェニー・サヴィルやルシアン・フロイドの描く絵は、対象を突き放し、冷静に見つめ、それを描ききる天才的な手と目があるように思います。 

☆ジェニー・サヴィルのサイト↓(何故か見れたり見れなかったり…。)
http://www.geocities.com/craigsjursen/jennysaville.html

☆ルシアン・フロイドのサイト↓
http://www.gis.net/~scatt/artists_online/lfreud.html

Lucian Freud
Lucian Freud
William Feaver

☆マイケル・キメルマンの現代美術家たちへのインタビュー集。
(深夜にロンドンのナショナルギャラリーを歩く、ルシアン・フロイドのインタビューも載ってます。)
語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて
語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて
マイケル キメルマン, Michael Kimmelman, 木下 哲夫
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シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム:キュリアス・ジョージ

シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム:キュリアス・ジョージ
シング・ア・ロング・アンド・ララバイズ・フォー・ザ・フィルム:キュリアス・ジョージ
ジャック・ジョンソン and フレンズ

さて、日本では2006年夏に公開予定の映画、
『キュリアス・ジョージ(おさるのジョージ)』のサントラです。
が、これサントラと言いつつ、ジャック・ジョンソンの新作やん!!
ってな訳で、新曲9曲を含む全14曲が収録されてます。
いやあ!このアルバム、一言で言い表すと楽しいっ!
G.ラヴにベン・ハーパー、マニー・マークらおなじみの面子が参加して、楽しげにゆる〜く演奏。
気分がヘコんだときに聞くと確実に元気でます。
ベン・ハーパーの『ダイアモンズ・オン・ジ・インサイド』収録曲『ウィズ・マイ・オウン・トゥー・ハンズ』を、このサントラアルバムでジャックとベンがデュエットしてるんですが、レゲエ調だった曲がフォーキーな感じに編曲され、かなり優しい感じになっていて、びっくりしました。ただのサントラとあなどるなかれ、新曲を9曲も書き下ろすジャック・ジョンソン、どんな仕事にも真面目に取り組む誠実な人柄がにじみでた、これは耳に心地よい良質なアルバムです!

ダイアモンズ・オン・ジ・インサイド(CCCD)
ダイアモンズ・オン・ジ・インサイド(CCCD)
ベン・ハーパー

☆ジャック・ジョンソンのサイト↓
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/jack_johnson/

☆映画『Curious George』のサイト↓
(個人的には、映画のCGっぽいキャラクターデザインのジョージより、絵本のジョージの素朴なタッチのほうが僕はすきですねえ…。)
http://www.curiousgeorgemovie.com/

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ラウル・ミドン ライヴ

ステイト・オブ・マインド(期間限定)
ステイト・オブ・マインド(期間限定)

ついに昨日、行って参りましたラウル・ミドン、ライヴ in なんばHatch!
ミドンは、存在自体がソウル!!
まさに、音楽のかたまりっ!!でした。
サポートバンドも従えず、ミドンたった一人で1時間40分ほどのライヴ。スゴイです…。
ギターを時に打楽器のように扱い、時にとんでもないスピードでカッティング!!リズムは彼の感情の起伏で大きく小さくうねりつつも、一糸乱れず!!んでもって、心にズシリと響くソウルフルな声で歌まで歌っちゃうわけです。おまけに、なんなんでしょう?あの穏やかで優しい存在感。会場全体がミドンの発する音に終止包まれていて、ああ…こんなとんでもないソウルを持った人間が世の中にはいるんだなあ…。なんか嘘つきばかりがはばかるご時世だけど、これだけ自分の音楽に正直な人が生きている世の中も捨てたもんじゃないなあ。としみじみと思いました。
きっと、ミドンが影響を受けたダニー・ハザウェイのライヴも、こんな感じでダニーのソウルに包まれていたんだろうなあ。人々の心を震わせる音楽、そしてそれを生み出すラウル・ミドンやダニー・ハザウェイのようなミュージシャンは、ほんとやばいぐらいにクールです!!
僕は、偉そうな政治家や、社長、会長、教師、権力を笠に着た人間の言葉はこれっぽっちも信じないけれど、自分をさらけ出す人の奏でる音楽は無条件に信じます。ラウル・ミドンのライヴは「音楽は本当に素晴らしい!!」と思わせるものでした。

☆ライヴ会場で過去のライヴを収録したCDが売ってました。↓ 

アルバム『ステイト・オブ・マインド』未収録の『You Make Me Feel Alright』『 If You Really Want』『Get Together』の3曲他、全5曲が収録されたライヴ盤で、家に帰ってさっそく聞きましたが、かなり良い!です。おそらく日本ではライヴ会場でしか手に入らないようなので、これからライヴに行く方は会場で買っといたほうがいいかも!です。
 
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