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アンソニー・デヴィッド ジョン・メイヤー

さて、今回の記事は最近の愛聴盤シリーズです。
まずは、アンソニー・デヴィッドの1stアルバム、
『3コーズ&ザ・トゥルース』
これは、アルバムジャケを一目見て「買わなあかんっ!」と思わせた一枚であります。
なんてったって、ギター抱えて満面の笑顔ですからねえ…こりゃ絶対いい歌うたってるでしょう!ってことで、即試聴。そして即買い。
アンソニー・デヴィッド、いい声してます!

3コーズ&ザ・トゥルース

帯文にはビル・ウィザースを思わせる素晴らしい歌声と絶賛され云々…と書かれてましたが、確かにウィザースの声に近い、巧いというよりも何処か朴訥としていて温かみのある声をしています。音的には、アコースティック、ソウルの大御所テリー・キャリアーを思わせるフォーキーソウルな仕上がりで非常に耳に心地よく響いてきます。

☆ビル・ウィザースのベスト版↓ 
Lean on Me-Best of Bill Withers
Lean on Me-Best of Bill Withers
Bill Withers

アンソニー・デヴィッドはデビュー前のインディア・アリーと交流があったらしく、彼女のデビュー作『アコースティック・ソウル』には彼が『part of my life』と言う曲を提供しています。
Acoustic Soul
Acoustic Soul
India.Arie


☆テレビ番組での簡単なインタビューと『3コーズ&ザ・トゥルース』収録曲であり、インディア・アリーに提供した曲、
『part of my life』の弾き語り映像。↓
(ジャック・ジョンソンらサーフ系を彷彿とさせるギターコード進行が心地いい!ほんと、いい声だなあ。)


☆インディア・アリーとのデュエットライヴ映像。↓
(途中で映像切れちゃってるのが残念ですが。)

☆アンソニー・デヴィッドのサイト
http://www.anthonydavidmusic.com/

☆アンソニー・デヴィッド関連サイト
http://www.v-again.co.jp/village/artist/anthonydavid.html

☆アンソニー・デヴィッドの2nd.アルバム
『レッド・クレイ・クロニクルズ』↓
レッド・クレイ・クロニクルズ
レッド・クレイ・クロニクルズ


そして次にジョン・メイヤーの『コンティニュアム』↓

コンティニュアム
コンティニュアム
 
ジョン・メイヤー・トリオ名義のアルバムを挟んで、ジョン・メイヤー個人でのアルバムはこれが通算三枚目。1st、2ndアルバムでのポップでメロディアスな音に比べてより深く濃くなってきたのは、ジョンメイヤートリオでのブルースへの原点回帰ともいえる活動があったからではないかと思います。
マーヴィン・ゲイやカーティス・メイフィールドら、ソウルミュージックへの憧憬にあふれた、一曲目の『Waiting on the world to change』で既に私の耳はノックアウト。
派手さはまったくと言って無いアルバムですが、地にしっかりと足のついた、シンプルで奥深い演奏を聞かせます。彼は今年で29歳なわけですが、年齢に似合わずの悟りっぷりに脱帽。
二年ほど前に彼のライヴを見に行ったことがあるんですが(ギターの巧さにびっくりしました。)今の彼のライヴはもっとスゴイことになってるんやろうなあ…と思わずにはいられない良作アルバムです。

☆ベースにピノ・パラディーノ、ドラムスにスティーヴ・ジョーダン、そしてギター、ヴォーカルにジョン・メイヤーとトリオ編成でのライヴアルバム。
熱いブルース魂はいってます!渋いっ!↓
トライ!ライヴ・イン・コンサート
トライ!ライヴ・イン・コンサート
ジョン・メイヤー・トリオ 
 
☆アルバム『コンティニュアム』の一曲目を飾る『Waiting on the world to change』のPV↓



☆そしてこっちが『Waiting on the world to change』のライヴ映像↓

☆ジョン・メイヤーのサイト
http://www.johnmayer.com/

 
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Amy Cutler



↑Amy Cutlerの絵。
彼女は1974年生まれ、ニューヨークを拠点に制作しているアーティスト。
白い紙の余白の取り方が実に巧いなあ…と画集を見るたびそのセンスに感心します。
繊細なタッチで描き出す不可思議な世界観がたまりません!

☆Amy Cutler作品の見れるサイト↓
http://www.tonkonow.com/cutler.html

Amy Cutler
Amy Cutler
Lisa D. Freiman
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ロバート・サブダ


ポップアップ絵本の奇才ロバート・サブダ の展覧会、
『ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展』が、
西武池袋本店イルムス館2階、西武ギャラリーで12月13日(水)〜12月25日(月)に開催されるようです。↓
https://www2.seibu.co.jp/wsc/010/N000014949/0/info_d

ロバート・サブダの作品のほか、名作と呼ばれるアンティークのしかけ絵本も展示されるって…
これ、ぜひ観に行きたいなあ…。

☆ロバート・サブダのサイト↓
http://robertsabuda.com/

僕も『Winter's Tale』『The Night Before Christmas』の二冊を持っているんですが、これはもはや絵本ではなく、アートです!

Winter?'s Tale: An Original Pop-up Journey
Winter?'s Tale: An Original Pop-up Journey
Robert Sabuda

The Night Before Christmas: A Pop-Up (Classic Collectible Pop-Up)
The Night Before Christmas: A Pop-Up (Classic Collectible Pop-Up)
Robert Sabuda, Clement Clarke Moore
  
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Michael Demeng

☆アメリカのアッサンブラージュアーティストMichael Demengのアートワーク↓



いやー、かなりぶっ飛んでます。
アッサンブラージュってのは、コラージュが平面の紙とかを貼付け作品化する技法なのに対し、立体物を張り付け、作品化する技法のこと。
僕もこの技法で作品を作っているわけですが、Michael Demengの作品は見れば見るほど参考になります。僕は詩的かつノスタルジックな作品造りを目指しているわけですが、彼の作品は、ロックかつメタルな匂いがプンプンいたします。おもしろいなあ!

☆思わず来年5月発売の作品集をamazonで予約してしまいました。
忘れた頃に届くな…きっと…。↓
Secrets of Rusty Things: Transforming Found Objects into Art
Secrets of Rusty Things: Transforming Found Objects into Art
Michael Demeng

☆Michael Demengのサイト↓
http://michaeldemeng.com/
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JAZZ FUNK EXPO '06


パン屋兄弟、ブルーノートFUNK襲撃っ!!
ってことで、昨日行って参りました、
JAZZ FUNK EXPO '06 Baker Brothers & Boston Horns、
夢の共演 in 大阪ブルーノート!
猫も杓子もFUNK三昧!
最高に心地の良い一時間半でありました。
しかし、あれだけのグルーヴを創りだす彼等のライヴ、テーブル席のないオールスタンディングのハコで、たてゆれ、よこゆれで見たかったのが正直なところ。
(東京での渋谷クワトロのライブは、かなり盛り上がったようでちょっとうらやましかったです。)
当日、予約もせずに行ったのですが、運良くカジュアルシートの席が空いていたのはラッキーでした。ブルーノートのライヴってもっと高いイメージだったんですが、ワンドリンク付(もちろんビールをぐびり!)で4300円はかなりのお得感がありました。まあ、店員のサービスの付かないカジュアルエリアだったってこともあるんですが…。(普通の席は6300円。)
一人で行ってノリノリJAZZ FUNKミュージックを前に、テーブル席で飯を食すってのもいかがなものかと…。
しかもステージとの距離も普通席とほんの少し離れているぐらいで、そんなに変わらず、十分ステージ見渡せました。しっとりとした、Jazz系以外なら安いカジュアルエリアで十分じゃん。と実感です。
ライヴはしょっぱながボストン・ホーンズ。松坂のボストンレッドソックス入りも時間の問題!ってことで、このボストンつながりは実にタイムリー。(そんなしょうもないこと考えてたのは、たぶん日本中で僕だけですが…。)トランペットとサックスの絶妙な掛け合いに絡んでくるギターカッティング&キーボードんでもって、そのうしろに正確無比なドラムのビートと低音ベースラインがうねってうねってうねりまくり!
あー、なんか聞いていて溶けそうになりました。やばいですよ、ほんと。特にキーボードの音色はたまらんもんがありました。言葉ではうまく表現できないんですが、音の洪水に飲み込まれそうなスゴさがありました。キャラ的にはベースのエリック・セイヤーがよかったです。ひとりだけ何故かドレッドヘアーのヒッピー調。いいです!なんかそのやさぐれ感。そのわりに表現はベースらしく実に地味。彼のソロ場面では、黙々と、体を微妙に折り曲げつつの職人気質な演奏を繰り広げていました。ヒッピーベース職人。個人的にハマりました。
ボストン・ホーンズライヴ終了後5分ほど間が開いて、ベイカーブラザーズの登場。
陽気だ…この兄弟!
弟リッチー(ドラム)のノリの良い掛け声に、兄ダンのおちゃめな動き。
演奏的にはボストン・ホーンズより隙がある感じがしましたが(それでも、めちゃめちゃ巧い訳ですが。)グルーヴ感と勢いが兎に角最高でした。アルバム『ベイカーズ・ダズン』に参加している、ソウル・ディーバ(というより、そのふくよかさはソウル・ママって感じ。)ヴァネッサ・フリーマンも出演していて、CDそのままの素晴らしい歌声で盛り上げる盛り上げる!
わたくし、ただただ感無量。アンコールではボストンホーンズ&ベイカーブラザーズが入り乱れての超セッション、特大ファンクグルーヴ祭り!
2台のドラムセットを使ってのピーター・マクリーンとリッチー・ベイカーのドラムセッションシーンはただただ圧巻の一言。ラストの「Take me higher!」の大合唱。格好良すぎです。
ほんと夢のような一時間半でありました。
二回公演の一回目だけしか見なかったのですが、二回目も見れば良かったなあ…。と思わせる最良のジャズファンクライヴでありました。

☆JAZZ FUNK EXPO '06 Baker Brothers & Boston Hornsのフライヤー↓



☆A.のBaker Brothers & Boston Horns関連記事↓
http://akirart.blog.bai.ne.jp/?eid=64357

イン・ウィズ・ジ・アウト・クラウド
イン・ウィズ・ジ・アウト・クラウド
ザ・ベイカー・ブラザーズ

ブリング・オン・ザ・ファンク
ブリング・オン・ザ・ファンク
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シュヴァンクマイエル & バッドリー・ドローン・ボーイ

最近買った本&CDでお気に入りの組み合わせがコレ。↓


☆ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』にヤン・シュヴァンクマイエルの挿画の組み合わせが素晴らしすぎる本。シュヴァンクマイエルのナイスなアリスコラージュ世界が堪能できます。
装丁も良いなあ!↓

不思議の国のアリス
ルイス・キャロル, ヤン・シュヴァンクマイエル, 久美 里美

☆そしてコチラはバッドリー・ドローン・ボーイことデーモン・ゴフの新譜『ボーン・イン・ザ・UK』DVD付き、輸入版。↓

Born in the UK
Badly Drawn Boy

パスポート調のジャケットデザインがたまらなくキてます!
紙質も凝っていて中身もいい感じ!↓


☆日本版はコチラ↓(こちらのジャケットデザインはいたって普通でちと残念…。)
ボーン・イン・ザ・UK
ボーン・イン・ザ・UK
バッドリー・ドローン・ボーイ

☆バッドリー・ドローン・ボーイのサイト↓
http://www.badlydrawnboy.co.uk/

☆youtubeにあったバッドリー・ドローン・ボーイのPV

『year of the rat』↓


『Once around the block』↓


『Disillusion』↓
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