さてわたくし、6月3日、Zepp Tokyoにてベン・ハ−パ−&イノセントクリミナルズのLiveに行ってまいりました。ベンのLiveは今回で二回目。(前回は大阪のなんばHatchで2004年3月に見ました。)興奮しまくり、約三時間におよぶLive!とにかく最高でありました。
ベン・ハ−パ−&イノセントクリミナルズのLiveはとにかくみんな演奏が抜群に上手い!そして見せ方、観客を盛り上げるテクニックは、今までに僕が見てきた他のバンドのLiveとくらべても群を抜いてスゴイです。ベンの音楽、Liveに対するプロフッショナルな姿勢は実に職人気質。グルーヴを大事にしつつも、演奏の隅々まで計算され、メンバーとの息も完璧と、ツアーになると年間何十本もこなす、さすがはLiveモンスタ−、ベン・ハ−パ−&イノセントクリミナルズ!であります。オ−プニングの『Take My Hand 』でガッチリ掴みはOK!、Live中盤『Serve Your Soul』での曲間の長いインストJamではパーカッショニストのLeon MobleyとドラムのOliver Charlesの二人同時ドラムにベンのワイゼンボ−ンが唸る唸る!
そして『With My Own Two Hands/War』でのベンとオーディエンスとが一体になった感覚は兎に角最高でありました。
アンコールでは、僕の大好きな曲『There Will Be A Light』もギター弾き語りで歌ってくれました。この曲は、The Blind Boys of Alabamaとの共演アルバム↓
に収録されているんですが、Liveでのギター1本でのパフォーマンスはアルバムとはまた違ったフォーキーな感じでシビレました。
The Blind Boys of Alabamaとの共演アルバム『There Will Be A Light』からは『Where Could I Go』も演ってくれました。途中ベンがマイクスタンドから離れ、客席に向かってアカペラで歌いながら腕を天に突き上げるシーンは、まさにベンのソウル大炸裂!!
もう、わたくし鳥肌たちまくりでした。このシーンは、ほんと、とんでもないカッコよさでした。『Burn One Down』でのLeon Mobleyの高速太鼓パフォーマンスも見れたし、ラストの『Better Way』もめちゃくちゃ盛り上がり、(二階席の一番後ろの人たちまで総立ちでした。)やばいぐらいに最高のLiveでした。
☆セットリストは以下の通り↓
1.Take My Hand
2.Both Sides Of The Gun
3.Diamonds On The Inside
4.Glory & Consequence
5.Please Don't Talk About Murder While I'm Eating
6.Temporary Remedy
7.Sweet Nothing Serenade
8.Morning Yearning
9.Waiting For You
10.Heart of Gold
11.Brown Eyed Blues
12.Excuse Me Mr.
13.Engraved Invitation
14.Wicked Man
15.Black Rain
16.Serve Your Soul
17.With My Own Two Hands/War
アンコール
18.Another Lonely Day
19.There Will Be A Light
20.Gather 'Round The Stone
21.Walk Away
22.Pleasure And Pain
23.Where Could I Go
24.Get It Like You Like It
25.Burn One Down
26.Better Way
熊田曜子の目の下の隈が、何故か気になって気になって夜も眠れない今日このごろですが、
やっぱ若い子が多いなあ〜、と思いつつ、昨日、『フランツ・フェルディナンド Live in Zepp Osaka』ついに見てまいりました!
いやー、冒頭アレックス・カプラノス(Vo.)が 「メチャ、ヤバイッ〜!!」
と拙い日本語で叫んだ(個人的にかなり笑けた。東京では「チョウヤバイー」とでも言っていたのだろうか…。)とおりの、
「めっちゃ、やばい!!」ライヴでした。
全曲シビレまくり!踊りまくり!
演奏自体は、そんなにうまいわけではないんですが、見せ方&のせ方の上手いこと!(アレックスの軟体動物&時にロボット的な微妙な動きからして、もうかなりヤバイ。)ロックとしての曲のクオリティの高さは、最近、大躍進中のU.Kロック勢のなかでも群を抜いてます。どの曲も、ギターリフ、ベースリフのひとつひとつがカッコよすぎます。
Zepp Osaka会場全体の盛り上がりもスゴイものがありました。
猫も杓子もみんな熱に浮かされたように踊りまくってました。
三人でよってたかってドラムをひたすら叩きまくるシーンは圧巻で、ありゃ、あきらかに何かが取り憑いとんな…。と思わずにはいられませんでした。
正直ここまで完成度の高いライヴをするとは、そんなに期待してなかっただけに度肝抜かされました。CDよりも断然スゴいです。Rock!!です。彼らは本物です。
☆ちなみにセットリストはこんな感じ↓
1. This Boy
2. Come on Home
3. The Dark Of The Matinee
4. Tell Her Tonight
5. Auf Achse
6. What You Meant
7. Take Me Out
8. The Fallen
9. Walk Away
10.Eleanor Put Your Boots On
11.Do You Want To?
12.Darts of Pleasure
13.40'
14.Michael
15.Jacqueline
16.Evil And A Heathen
17.You Could Have It So Much Better
18.Outsiders
19.This Fire
i Tunesで、この仮想Liveプレイリスト作って聞くと…
「メチャ、ヤバイッ〜!!」気分がどことなく味わえます。
ついに昨日、行って参りましたラウル・ミドン、ライヴ in なんばHatch!
ミドンは、存在自体がソウル!!
まさに、音楽のかたまりっ!!でした。
サポートバンドも従えず、ミドンたった一人で1時間40分ほどのライヴ。スゴイです…。
ギターを時に打楽器のように扱い、時にとんでもないスピードでカッティング!!リズムは彼の感情の起伏で大きく小さくうねりつつも、一糸乱れず!!んでもって、心にズシリと響くソウルフルな声で歌まで歌っちゃうわけです。おまけに、なんなんでしょう?あの穏やかで優しい存在感。会場全体がミドンの発する音に終止包まれていて、ああ…こんなとんでもないソウルを持った人間が世の中にはいるんだなあ…。なんか嘘つきばかりがはばかるご時世だけど、これだけ自分の音楽に正直な人が生きている世の中も捨てたもんじゃないなあ。としみじみと思いました。
きっと、ミドンが影響を受けたダニー・ハザウェイのライヴも、こんな感じでダニーのソウルに包まれていたんだろうなあ。人々の心を震わせる音楽、そしてそれを生み出すラウル・ミドンやダニー・ハザウェイのようなミュージシャンは、ほんとやばいぐらいにクールです!!
僕は、偉そうな政治家や、社長、会長、教師、権力を笠に着た人間の言葉はこれっぽっちも信じないけれど、自分をさらけ出す人の奏でる音楽は無条件に信じます。ラウル・ミドンのライヴは「音楽は本当に素晴らしい!!」と思わせるものでした。
☆ライヴ会場で過去のライヴを収録したCDが売ってました。↓
アルバム『ステイト・オブ・マインド』未収録の『You Make Me Feel Alright』『 If You Really Want』『Get Together』の3曲他、全5曲が収録されたライヴ盤で、家に帰ってさっそく聞きましたが、かなり良い!です。おそらく日本ではライヴ会場でしか手に入らないようなので、これからライヴに行く方は会場で買っといたほうがいいかも!です。