新しい世界地図―世界ニホン語的珍地名
新しい世界地図製作委員会
スベスベマンジュウガニ、ケブカガニ、バカガイ・・・世の中にはお馬鹿な名前の生き物がたくさん!とまではいわずとも意外といる。スベスベなまんじゅうって、いったいどんなまんじゅうなんだよっ!そんなの見たことねえっ!とツッコミの一つでも入れてやりたい気分ではあるが、今回のお題は『新しい世界地図ー新しい日本語的珍地名ー』である。
世界地図というからには、生き物じゃなくて地名である。
この『新しい世界地図』なる本には、世界中にある変な名前の地名(日本語で読めばの話。)が腐るほど、飽きるほど載っている。
各ページ、見開きごとに世界地図が載っていて、それぞれ、『エロマップ』『お笑いマップ』『病気&怪我マップ』『店&ブランドマップ『未来の世界のネコ型ロボットマップ』など64の表題に分かれていて、表題に関係した地名がクローズアップされ地図上に配されている。
例えばエロマップの地図だと、スケベニンゲン(オランダ)にチンコ川(中央アフリカ)、オナマン湖(カナダ)にエロマンガ島(バヌアツ)なんてのが載っている。
・・・馬鹿らしい・・・死ぬほどアホらしい・・・。
でも、俺、こんなしょうもない本大好き。
なんだか作った人が愛おしくさえなってくる。
そういや、俺も中坊の頃、友達同士で地理の授業中に変な地名の探しあいっことかしてたもんなあ。だから知ってたよエロマンガ島・・・。で、すぐ学年中に広まるのエロマンガ島が。で、しばらくは校内中エロマンガ島の一代ブーム。でも、中学生って何でもすぐ飽きるから、あっという間に忘れ去られちゃうんだよねえ、エロマンガ島・・・。
さよならエロマンガ島・・・また会う日までアデュー!
で、『新しい世界地図』で僕の中に眠っていたエロマンガ島の思い出が思い出されたってわけ。
ああ、なんておバカなセンチメンタルジャーニー・・・。
個人的にツボにはまった地名は『病気&怪我マップ』にあった、ビランビランガン島(糜爛糜爛癌)インドネシアっす。
糜爛糜爛癌・・・・怖すぎるよ。こんなのぜってえなおらねえって・・・。
あとイラストを野中和美さんが担当。イイ味だしてます。
http://www.kt.rim.or.jp/~batty/