ベスト
G・ラヴ&スペシャル・ソース
昨日は心斎橋のBIGCATで行なわれた
G.LOVEのライヴを見て来た。新作の『
ハッスル』の楽曲中心だったが、一枚目のアルバムに収められている名曲『Bluse Music』を演ったり、即興感覚で、「Osaka~」なんて言葉を織りまぜつ、アドリブブルースを披露したりとなかなか濃い内容だった。CDで聞くよりも、ブルースハープが上手いのにはびっくりした。CDでは適当に吹いてる感が強いのに、ライヴではリズム感が、すげえありありでめちゃくちゃ上手い。しかもギター弾きながら、ギターとは全く違うリズムでハープ吹いてた。すごい。今回のライヴは、ギター、ドラム、ウッドベースの3ピース編成。実に楽しげに3人でジャムってた。さすがはベテラン10年選手たち。とくにウッドベースはカッコよかった。ズンズン耳に響いてくる音色は最高に気持ちいい。ウッドベースのジミー(ジャズ)・プレスコット、少々、頭髪の曲り角?ってな感じになっていたけれども、ジャズを織りまぜた即興ソロシーンは圧巻だった。
ハ○がなんだ!ハ○でもかっこいいやつはかっこいいんだ!
(ブルース・ウイルスとかね。)
てな勢いで、でっかいウッドベースを抱き締め、何かに憑かれたかのように弦をひたすら弾いていた。なんか・・・
有無を言わさん感じがかっこええ・・・。
ドラムのジェフリー・クレメンズ(ザ・ハウスマン)もオタクっぽい風貌ながら黙々とリズム刻んでた。ドラムやってなかったら絶対モテへんな・・・この人。
でも、なぜだか、
かっこええ・・・。
[芸は身を助ける。]っちゅう言葉をマジ実践している感じが、かなりいかしてる。ヴォーカル&ギターの"G"は相変わらず色気のある男前だった。これまた有無を言わさずかっこいい・・・。
くーっ!
思っていたよりも演奏がしっかりしている!勢いだけで10年突っ走って来たのかとおもいきや、なんだこのうまさは?という感じだった。基礎がしっかりしているからこそ、即興演奏も凄みがあるということやなあ。と感服。なるほど。そりゃ、勢いだけでは音楽業界に10年もおられへんわなあ・・・。
とあらためて納得したライヴだった。