☆ケリー・ジョー・フェルプス
『チューンスミス・レトロフィット』
チューンスミス・レトロフィット
アサイラム時代のトム・ウェイツを彷彿とさせる、しゃがれヴォーカルに巧みなフィンガー・ピッキング。トムの歌を聞くとアメリカの真夜中の場末が思い浮かぶのに対し、ケリーの歌はアメリカの荒涼とした、だだっ広い地平線にちっぽけな小屋がぽつんと建っている景色が思い浮かぶ。前作はスライドギタ−を多用したブルース色の濃いアルバムだったけれど、今作はアコギ使用のフォーキーでより詩的な仕上がりに。
派手さはないが実に素晴らしいアルバム。
■ケリー・ジョー・フェルプスのサイト↓
http://www.kellyjoephelps.net/index.htm
■トム・ウェイツのデビュー作であり不朽の名盤!↓
クロージング・タイム
トム・ウェイツ
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☆レイザーライト『レイザーライト』
レイザーライト
レイザ−ライトの2nd。
前作の粗削りさが消えた完成度の高い作品。荒々しさが消えた分、メロディーに重きを置いていて、前作ほどのロック初期衝動がなくなったのが賛否両論分かれそうだが、僕はかなり好きな音。(どことなくモータウン・ソウルな雰囲気も加味されてる曲『ホールド・オン』なんかもあって、なかなか良い!)フロントマン、ジョニー・ボーレルのソングライティングの才能に惚れ惚れ。
彼は将来、創り上げる音は違えど、ザ・ヴァーヴからソロに転向したリチャード・アシュクロフトのような存在になりそうな気がする。
日本盤にはザ・フーのロジャー・ダルトリー!と『サマー・タイム・ブルース』をセッションしている映像の他、『イン・ザ・モーニング』のPV、『サムウェア・エルス』のPVも収録!)
■レイザ−ライトの公式サイト↓
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/razorlight/
■UK公式サイト↓
http://www.razorlight.co.uk/
大阪では9月29日、IMPホールでLIVE決定!したようなのでチケット取ろうかなあ…と考えてます。
レイザーライト
■ザ・ヴァーヴの名作アルバム↓
アーバン・ヒムス
ザ・ヴァーヴ
■リチャード・アシュクロフトのソロ二作目のアルバム。良い!↓
HUMAN CONDITIONS
リチャード・アシュクロフト
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☆ミック・ハート
『ノー・カンプロマイズ』
ノー・カンプロマイズ
ミック・ハートはザ・ビューティフル・ガールズと同じオーストラリア出身のシンガー・ソング・ライター。ベン・ハーパーとはお互いがお互いをリスペクト。(Liveではベンの曲をカバーしたりするらしい!)ジャック・ジョンソン、ジョン・バトラー・トリオ、ザ・ビューティフル・ガールズの流れをくむオ−ガニックサウンド。
ベンを敬愛しているだけあって、収録曲の中にはベンの曲調とかなり似ている曲もあったりして思わずニヤリ。近い将来、ベンとの共作&共演なんかも聞けるかもしれない。最近はやりまくってる、ジャック・ジョンソン系オーガニックサウンドのなかでも個人的にこのアルバムは一番好きかも。一曲目の『Empty as it comes』の格好良さにヤられました!
■ミック・ハートのサイト↓
http://www.mickhart.com.au/
■ザ・ビューティフル・ガールズの心地良いベストアルバム。↓
Water
ザ・ビューティフル・ガールズ
■ジャック・ジョンソンなどのサーフ系ミュージックに、土臭さを加味したようなジョン・バトラー・トリオのアルバム↓
サンライズ・オーヴァー・シー~2枚組スペシャル・エディション
ジョン・バトラー・トリオ