パン屋兄弟、ブルーノートFUNK襲撃っ!!
ってことで、昨日行って参りました、
JAZZ FUNK EXPO '06 Baker Brothers & Boston Horns、
夢の共演 in 大阪ブルーノート!
猫も杓子もFUNK三昧!
最高に心地の良い一時間半でありました。
しかし、あれだけのグルーヴを創りだす彼等のライヴ、テーブル席のないオールスタンディングのハコで、たてゆれ、よこゆれで見たかったのが正直なところ。
(東京での渋谷クワトロのライブは、かなり盛り上がったようでちょっとうらやましかったです。)
当日、予約もせずに行ったのですが、運良くカジュアルシートの席が空いていたのはラッキーでした。ブルーノートのライヴってもっと高いイメージだったんですが、ワンドリンク付(もちろんビールをぐびり!)で4300円はかなりのお得感がありました。まあ、店員のサービスの付かないカジュアルエリアだったってこともあるんですが…。(普通の席は6300円。)
一人で行ってノリノリJAZZ FUNKミュージックを前に、テーブル席で飯を食すってのもいかがなものかと…。
しかもステージとの距離も普通席とほんの少し離れているぐらいで、そんなに変わらず、十分ステージ見渡せました。しっとりとした、Jazz系以外なら安いカジュアルエリアで十分じゃん。と実感です。
ライヴはしょっぱながボストン・ホーンズ。松坂のボストンレッドソックス入りも時間の問題!ってことで、このボストンつながりは実にタイムリー。(そんなしょうもないこと考えてたのは、たぶん日本中で僕だけですが…。)トランペットとサックスの絶妙な掛け合いに絡んでくるギターカッティング&キーボードんでもって、そのうしろに正確無比なドラムのビートと低音ベースラインがうねってうねってうねりまくり!
あー、なんか聞いていて溶けそうになりました。やばいですよ、ほんと。特にキーボードの音色はたまらんもんがありました。言葉ではうまく表現できないんですが、音の洪水に飲み込まれそうなスゴさがありました。キャラ的にはベースのエリック・セイヤーがよかったです。ひとりだけ何故かドレッドヘアーのヒッピー調。いいです!なんかそのやさぐれ感。そのわりに表現はベースらしく実に地味。彼のソロ場面では、黙々と、体を微妙に折り曲げつつの職人気質な演奏を繰り広げていました。ヒッピーベース職人。個人的にハマりました。
ボストン・ホーンズライヴ終了後5分ほど間が開いて、ベイカーブラザーズの登場。
陽気だ…この兄弟!
弟リッチー(ドラム)のノリの良い掛け声に、兄ダンのおちゃめな動き。
演奏的にはボストン・ホーンズより隙がある感じがしましたが(それでも、めちゃめちゃ巧い訳ですが。)グルーヴ感と勢いが兎に角最高でした。アルバム『ベイカーズ・ダズン』に参加している、ソウル・ディーバ(というより、そのふくよかさはソウル・ママって感じ。)ヴァネッサ・フリーマンも出演していて、CDそのままの素晴らしい歌声で盛り上げる盛り上げる!
わたくし、ただただ感無量。アンコールではボストンホーンズ&ベイカーブラザーズが入り乱れての超セッション、特大ファンクグルーヴ祭り!
2台のドラムセットを使ってのピーター・マクリーンとリッチー・ベイカーのドラムセッションシーンはただただ圧巻の一言。ラストの「Take me higher!」の大合唱。格好良すぎです。
ほんと夢のような一時間半でありました。
二回公演の一回目だけしか見なかったのですが、二回目も見れば良かったなあ…。と思わせる最良のジャズファンクライヴでありました。
☆JAZZ FUNK EXPO '06 Baker Brothers & Boston Hornsのフライヤー↓
☆A.のBaker Brothers & Boston Horns関連記事↓
http://akirart.blog.bai.ne.jp/?eid=64357
イン・ウィズ・ジ・アウト・クラウド
ザ・ベイカー・ブラザーズ
ブリング・オン・ザ・ファンク