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ララピポ

ララピポ
ララピポ
奥田 英朗

奥田英朗著『ララピポ』読了。下品なダメ人間祭りっ!でした。
先へ先へと文字を読ませ、物語にグイグイと引き込む筆力はさすが直木賞作家です。言葉のリズムがよく、大変読みやすい下品なエンターテイメントでありました。おもしろいです。下品な描写に顔をしかめる方もおられるかと思いますが、それも人間に深みを持たせる一要素ではないかと…。徐々に込み上げてくる人間のおかしみ(悲しみ?)は滑稽でありながら、なんとなく考えさせられるものがあります。軽く読ませながらも、現代社会への痛烈な皮肉になりえてる作品ではないかと思いました。個人的には三話目のゴミ屋敷主婦がかなりキてました。こんなぷっつん切れた人、本当にいそうでコワイっす…。
一話一話完結の短篇形式を取りながらも、登場人物がそれぞれの話にリンクしていて最後に繋がる感じは、伊坂幸太郎氏の『死神の精度』と同じような形式だなぁと思いました。どちらも話の組立方が実にうまいっ!と心底感心します。
上品(?)な笑いで最後にホロリとさせる『死神の精度』、お下劣で救いようのない笑いで、ひたすら突っ走る『ららぴぽ』と、わたくし非常に楽しませていただきました。

死神の精度
死神の精度
伊坂 幸太郎
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 「ララピポ」奥田英朗著、読んでみました 。  この作品は「ドラマだなあ。登場人物全員が負け組み。更には・・・・・マニアも負け組み。ルーザーの祭典ですよ。いやあ、世界中の人に見せたいなあ。東京の片隅に、こんなにも凄まじい負け組みのドラマがあるこ
男を磨く旅 | 2006/11/10 7:54 AM




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