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最後の恋のはじめ方

最後の恋のはじめ方 コレクターズ・エディション
最後の恋のはじめ方 コレクターズ・エディション

HITCH 最後の恋のはじめ方
サントラ

ウィル・スミス主演の映画『最後の恋のはじめ方』を見ました。これは『10日間で男を上手にフル方法』と同じような感じのロマンチック・コメディーです。僕はこの映画、案外嫌いじゃないです。結末が読めてしまうのがまるわかりの話なんですが、そこが逆に観ている側にとってはカタルシスとなる映画でした。吉本新喜劇の何度も繰り返されるギャグを「待ってましたっ!」とばかりニヤニヤしながら見る感じとかなり似ている気が・・・。 
エンターテイメント映画の王道と言った感じで、脚本もよくできているし、テンポもよかった。(おとつい見た『ライフ・アクアティック』とは大違い・・・。)
しかし、この映画エンターテイメント性が強すぎて、ア−ト性は全くの皆無。そのため、心に残るものはなんもありません。見終わったあとは実に爽やか気分。何を考える事もなく明るい気持ちのまま劇場をあとにできます。まさに気分転換には持ってこいの、お気楽ムービーでした。
この映画の好きなところをあげるとすると・・・
★ウィル・スミス、エヴァ・メンデスら出演者のニューヨーカー・ファッションがオシャレで見ていて楽しい!
★エヴァ・メンデスの後ろ姿から微妙にフェロモンがでている気がする・・・。
★音楽がアース・ウインド&ファイアー やザ・テンプテーションズの曲ありでGoodな選曲!
★エヴァ・メンデスのスタイルがなんか・・・エロい・・・。
てな感じでしょうか。ストーリーは、まあ・・・どうでもいい話しです、ほんと・・・。
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ライフ・アクアティック

ライフ・アクアティック コレクターズ・エディション(初回限定生産)
ライフ・アクアティック コレクターズ・エディション(初回限定生産)

ライフ・アクアティック オリジナル・サウンドトラック
ライフ・アクアティック オリジナル・サウンドトラック
サントラ, スヴェン・リバーク, デヴィッド・ボウイ, セウ・ジョルジ

昨日、ウェス・アンダーソン監督の『ライフ・アクアティック』を神戸で観てきましたが、これはいいですよ。
”個人的、今年観た映画ランクベスト5”には必ず入るであろう逸品でありました。
血湧き肉全く踊らない冒険活劇。黒いジャック・ジョンソン、ボサノバ調ってな雰囲気のセウ・ジョルジ(ペレ・ドス・サントス役)のギタ−プレイに代表される、映画全体を包む、ゆるゆるな雰囲気の心地いいこと!(セウの演奏している曲は、全部デヴィッド・ボウイのカバ−なので意外とトゲはあるはず・・・なのにボサノバ調に編曲しているためか、ボウイの曲までがゆるいのなんの!)  
アニメーション担当がヘンリ−・セリックというのもポイント高し!
(ヘンリ−は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』

『モンキー・ボ−ン』(下衆な笑い満載の快作!)を撮った監督。)

オタ気質なストップモ−ションアニメが非常に萌え。 
全編に漂うB級映画テイストのインチキ海洋冒険は、そんじょそこらのなごみ系映画より、はるかになごみます。この果てしなく、ゆるく、ぬるい世界観に浸れる人には『ライフ・アクアティック』はめちゃくちゃおもしろい。しかし、意味やストーリー性を映画に強く求める人には、この映画、退屈で仕方がない駄作だと思われます。この映画に意味を求めることこそ愚の骨頂。いつもは悪役ばかりのウィレム・デフォ−が、半パン姿ではしゃぐ姿をカワイイと思ったり、アンジェリカ・ヒューストンのデラ太りっぷりに唖然としたり、無駄に造り込まれた船のセット、これまた、意味もなくオシャレな海洋探検隊水色ユニフォームと、赤い帽子の絶妙なコントラストに、こんなとこに無駄にセンス使ってアホやなあ、この監督・・・。と考えてみたり。そして何より、こんな映画見てる俺のセンスって、けっこうイケてるじゃん!なんか流行に敏感じゃねえ?などと適当に思っとけばいいのです。

あ〜、俺はいつまでも『ライフ・アクアティック』のお馬鹿な世界に浸っていたいなあ・・・。

まあ何よりスティーヴ・ズィスー役のビル・マーレーが最高でした。
(自分勝手なのに、なぜか憎めないキャプテンをゆる〜く熱演!)
しかし、劇中に登場したズィスーモデルのアディダススニーカーほしいな・・・。

『ライフ・アクアティック』↓
http://www.movies.co.jp/lifeaquatic/


★そういや、ペレ・ドス・サントス役のセウ・ジョルジ来日公演しますね。↓
http://www.plankton.co.jp/seujorge/
観に行きてえ!
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雨池十八丁目の淵の中

フリージア 5 (5)
フリージア 5 (5)
松本 次郎

昨日、羽野暢監督と製作総指揮の上野央さんが家に来訪。
羽野暢監督は「雨池十八丁目の淵の中」という作品で、CO2(インディーズ映画祭)のオープン・コンペ部門で見事グランプリをとった監督。
http://www.co2ex.org/opencompe2.html#12
上野さんは僕の年上の友人である。
で、羽野暢監督、次回作の美術の一部を僕が担当することとなった。
脚本を途中まで読ましてもらったが、ダークな世界観が構築されていて、かなりおもしろい。脚本を読んで僕は松本次郎さんの漫画『フリージア』を思い浮かべた。ストーリー的には全く違う話なのだけど、話のもっている雰囲気というか世界観がかなり似ている気がした。
http://tokyo.cool.ne.jp/miita06/index.html
羽野暢監督の次回作は九月に撮影開始。来年のCO2で上映される予定。
上手く行けばベルリンの映画祭にも出品される可能性アリとか・・・!
(作品の出来がよければのお話し。)
インディーズ映画ということで、出るお金は材料費のみ。けれどかなりおもしろい仕事なので、気合いをいれて取り組もうと思う。
どんな映像になるか映画の出来上がりがたのしみだなあ!
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プジョーCM

最近、僕はプジョーのCMがお気に入り。
おもちゃの車達が、実際の道路を走り回るやつである。↓

http://407.jp/movie/tvcm.html


外国の車のCMってのは日本の車のCMと比べてセンスが格段によいと思うなあ・・・。
ちなみに、このプジョーのCM "Toys"を撮ったのはPhilippe AndreというCMディレクター。
この人、他にもセンスあるCMを撮っとります。↓

http://www.circleprod.com/dir_philippeandre.asp

細かいディティールが実に映画っぽい。(かなり、凝り性のハズ。)

Philippe Andre氏いずれや、映画進出してくるであろうと僕はにらんどります。

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ロック豪快伝説

ロック豪快伝説
ロック豪快伝説
大森庸雄

アホである。
とことん阿呆である。
ロック・スターって・・・。

★フレディ・マーキュリーは、親しい友人達をコンコルドでニューヨークまで招待、最高級ホテルのスイートを全室借り切り、自分の35才の誕生パーティーに8000万円も使った。

★ポール・マッカートニーの資産は1400億円!
イギリスの自宅にいた時、ニューヨークにあるお気に入りのピザが突然食べたくなり、国際電話でオーダー、航空便で運ばせた。  

★コートニー・ラヴは十代の頃、日本でストリッパーをしていたことがある!

★エルトン・ジョンは買い物好きで、一日に約1億円分、買い物をしたことがある。また、オーストラリアで見たトラム(市街電車)が気に入って購入。わざわざイギリスまで運び、自宅の庭のオブジェにした。

などなど、ロックバカ一代達のお金にまつわるお馬鹿な話が『ロック豪快伝説』なる本には目白押しである。しかし、みんな、しょうもないことに莫大なお金を使うこと・・・。欲望むき出しであまりに人間臭くて、読んでるとなんか、この人達が無性に愛おしくなってくるのが不思議だ・・・。 
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曇り日

今はもう見失ったはずの世界の果て

そこにあったはずの昨日

夕暮れの憂鬱と萎びた手帖

約束した道を辿る

手がかりなし 
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バーコード革命

バーコード革命
バーコード革命
デザインバーコード社

バーコードは無味乾燥だ。

正直あいつは、本の装丁デザインを邪魔してると思ってた。

バーコードのせいでかっこいい装丁も、
なんかお間抜けに見えてた。

で、『バーコード革命』だ。

本屋で見っけた、1050円。

分厚い割に以外と安いじゃん!と関西人気質発揮しながら、とりあえず手にとってペラペラめくってみると・・・

俺、大感動〜。

正直、毛嫌いしてたバーコードがなんかスキになってた。

これってなんか恋かも・・・

・・・まあ、そんなことはどうでもいいわけだが、
この本には、200種もの、おもしろおかしく、時にかっこよく、時になるほどっ!と膝を叩きたくなるようなデザインバーコードが目白押しなわけだ。

再度、俺、大感動〜。 

邪魔で制約の多い物を利用して、おもしろくセンスあるものを作り上げるという発想。
『バーコード革命』を創った、Design Barcodeなる会社さん、西洋かぶれな言い回しで言わしてもらいますが、俺、リスペクトっす。


★サ○トリーのアミノ式に実用化されています。
(これ、見た事あるでしょ?)↓
http://www.suntory.co.jp/softdrink/shiki/bcd.html


★Design Barcode↓
http://www.d-barcode.com/index.html
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ミヒャエル・ゾーヴァ展(その2)

ミヒャエル・ゾーヴァの世界
ミヒャエル・ゾーヴァの世界
ミヒャエル・ゾーヴァ, 那須田 淳, 木本 栄

昨日、JR京都駅の美術館「えき」KYOTOで開催されている『ミヒャエル・ゾーヴァ展』に行って来た。外は生憎の雨模様。雨とゾーヴァ。なんとなく悪くない気がした。雨の日に絵を見るというのも、なかなか乙なものだと思う。JR京都駅のみどりの窓口で前売り券を買って(当日券より200円安いので、ちょっとお得感アリ。)さっそく会場へ。客層としては、やはり若い女の子率高し。というか、ほとんど若い女の子。あとは若いお二人さん。(女の子に男の子が無理矢理連れて来られた感強し。)が何組か。で中々の盛況ぶり。 初めて見るゾーヴァの原画は思っていたより小さかった。(4〜5点でかい作品もあり。) この人、細かい作業すんのが好きなんやろなあ・・・。と強く思わせる筆遣いっぷり。生い茂る木の葉の描写は、シュルレアリスムの画家、ルネ・マグリットの描き方にかなり近い感じで、手のかけ方が半端ない。これでもかっ!ってぐらい描き込んである。そこがなんともよかった。 どの絵も、男の自分がいうのもなんだが、ほんとかわいらしい。そして、アイデアが素晴らしい。見ていると、その世界観についつい引き込まれてしまう。よくみると、ただかわいい絵というだけでなく、どこか皮肉めいた、画家の冷徹な眼差しをもって描いた描写もあり、あたたかみと冷たさ、かわいさと皮肉が、絶妙なバランスで絵の上にのっかっている感じがした。そこが実に魅力的でゾーヴァをプロの画家たらしめているところなんだと思う。画集『ミヒャエル・ゾーヴァの世界』に書いてあったが、彼はテレビがかなり好きで、仕事中も映像を流し続けているらしい。そういえば、彼の絵の構図や雰囲気はどこか、外国のおもしろいCMの1シーンに似ている気がする。
会場にはもちろん映画『アメリ』に登場していた『病気の犬』『ガチョウ』『病気のワニ」の絵もあり、おもしろいところで言えば、アメリのベッドサイドにあったブタのランプもかざってあった。映画つながりで言うと、ミヒャエル・ゾーヴァ氏は『ウォレンスとグルミット』の最新作『ウエアラビットの呪い(仮題)』(日本では2006年初春劇場公開予定)にも参加している。その映画のラフ・スケッチも展示されていて、それも実に興味深かった。最後の、画集、絵本、ポストカードなどのグッズ販売コーナーは黒山のような人だかり。これだけグッズが売れている展覧会ってのもスゴイなあ・・・。とミヒャエル・ゾーヴァ人気に感心しきり。かくいう僕も画集収集マニアとして、金もないくせに、しっかり画集だけは購入。家に帰って、ページを捲りつつミヒャエル・ゾーヴァの世界を再堪能。来年の『ウォレンスとグルミット、ウエアラビットの呪い』楽しみだなあ・・・。

『ミヒャエル・ゾーヴァ展』↓
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/
12publicty/170703-isetan-sowa/00isetan-sowa.html

『ウォレンスとグルミット・ウエアラビットの呪い』↓ 
http://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/
Chekila/wandg/news/index.html
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ボニ義

REMINISCENCE
REMINISCENCE
Bonnie Pink

ラジオから斉藤和義とBONNIE PINKが歌う『真夏の果実』が流れていた。いい感じだった。どうやらこの曲、6月22日にリリースされるBONNIE PINKのカヴァー・アルバム『REMINISCENCE』に収録されているらしい。 
アルバムの曲目は以下のとおり。
  
1. Ordinary Angels [original:Frente!]
---with Tore Johansson

2. Perfect [original:Fairground Attraction]
---with mito(clammbon)& おおはた雄一

3. Manic Monday [original:The Bangles]
---with Yuka Honda

4. Got Me A Feeling [original:Misty Oldland]
---with DJ Mitsu the Beats, 平井堅

5. The Origin of Love [original:Hedwig And Angry Inch]
---with HONESTY(會田茂一×高桑圭)

6. Don't Get Me Wrong [original:The Pretenders]  
---with The Miceteeth

7. 真夏の果実 [original:サザンオールスターズ]
---ボニ義(with 斉藤和義)

8. That's Just What You Are [original:Aimee Mann] 
---with 松岡モトキ、奥野真哉(SOUL FLOWER UNION)

9. Your Eyes [original:山下達郎] 
---with 川上つよしと彼のムードメイカーズ

10. Through The Dark [original:The SUNDAYS ] 
---all Instruments by BONNIE PINK

★5曲目の『The Origin of Love』は映画『Hedwig And Angry Inch』の名曲だが、いったいどんなふうに歌っているんだろう?
ちょっと聞いてみたい。

 
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ミヒャエル・ゾーヴァ展

ミヒャエル・ゾーヴァの世界
ミヒャエル・ゾーヴァの世界
ミヒャエル・ゾーヴァ, 那須田 淳, 木本 栄


ミヒャエル・ゾーヴァ展が美術館「えき」KYOTOで、今日から開催されている。ミヒャエル・ゾーヴァは、映画『アメリ』でアメリの住む部屋のベッドの上に飾られていた、犬と鳥の絵を描いたドイツの画家である。今週末にでも行ってこようと思う。楽しみだ。 

☆ミヒャエル・ゾーヴァ展感想はコチラ↓
http://akirart.blog.bai.ne.jp/?eid=5611
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ネバーランド

ネバーランド
ネバーランド

兵庫県の尼崎市にある、つかしんホールで『ネバーランド』を見る。
ここは新作映画が3、4ヶ月おくれで上映される。
公開時、見逃した映画が1000円で見れるので、ちょくちょく観に行く。
その昔、つかしんホールではドイツの現代美術展なんてのも開催されていた。
西武百貨店撤退前、堤義明、清二氏全盛時代のこと。
西武百貨店ができたての頃は、イベントで南野陽子が来てたりした。
その当時、俺は確か中学生ぐらい。(だったと思う。)
大砲のようなでっかいズームレンズを取り付けたカメラ をかまえ、必死の形相で南野陽子をとらえようとする男達が、あめ玉に群がるありんこのように、ひしめき合っていたのを覚えている。
あのころから、おたく気質な人が世の中にはたくさんいたのだなあ・・・と思うと、なんか、訳も無く感慨深い。そのころは”おたく”なんて言葉、なかったもんなあ・・・。
ちなみに、この”つかしん”なるネーミングはコピーライターである糸井重里氏が命名したもの。”塚口新鮮”の略らしいが、今や、つかしんに人影はまばら・・・。
まったく新鮮じゃなかったりする。

話がそれちゃったが『ネバーランド』!
劇作家ジェームス・バリの『ピーターパン』誕生の背景を描いた作品。
これはいい映画!
人間の想像する力ってのは、素晴らしいなあ。
ジョニー・デップの演技力もさることながら、マーク・フォスター監督(『チョコレート』の監督。)の演出力がとても光っていた。人物の感情描写が非常に巧み。
ケイト・ウインスレットの抑えた演技もよかった。
子役のフレディ・ハイモアの演技なんて、もう反則的。あんな涙みせられたら、誰でもつられて泣いちまいますよ。(実際はかなり生意気っぽいが・・・。) 
アレクサンドラ・ビルヌ(『オペラ座の怪人』の衣装もこの人。)の衣装もよいし、アカデミー賞で作曲賞を受賞したヤン・A・P・カチュマレクの音楽も癒し系な音でよし。
マイケル・ジャク○ンの”ネバーランド”と違い、この映画には、ほんとの夢がつまっておりました。
ジョニー・デップ&ティム ・バートンがタッグを組んだ『チョコレート工場の秘密』(2005年9月公開予定)もますます楽しみになってきたなあ。

『ネバーランド』↓
http://www.neverland-movie.jp/l

『チョコレート工場の秘密』↓ 
http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/
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