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善き人のためのソナタ




映画の日に『善き人のためのソナタ』を観てきました。
ベルリンの壁が崩壊する直前の東ドイツでの物語。

シュタージ(国家保安省)の局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家であるドライマン(セバスチャン・コッホ)と、その恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が、反体制的であるという証拠をつかむよう上層部に命じられ、盗聴器を通して彼らの監視を始める…しかし、監視を続けるうちに彼等の愛と自由な思想に次第に魅せられてゆき・・・ 

若干33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督(長い…。)が撮った今年のアカデミー賞で外国語映画賞を受賞した作品です。

この映画、素晴らしい…です。
それ以外の言葉はでないです。
なにか言葉にすると陳腐になってしまいそうで…。
僕にとっては生涯心に残る映画となると思います。
兎に角、ヴィースラー大尉役であるウルリッヒ・ミューエの抑えた演技が素晴らしい。
最後のシーンでのウルリッヒ・ミューエの表情と言葉が忘れられそうにありません。
震えました。

☆『善き人のためのソナタ』のサイト↓
http://www.yokihito.com/
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ドリームガールズ

さて、今日は少し時間があったので金券ショップで『BABEL』と『ドリームガールズ』の前売りを買って、さっそく、めちゃめちゃ楽しみにしていた『ドリームガールズ』を見て参りました!



☆『ドリームガールズ』のサイト↓
http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html

この映画…
絶対映画館で見るべきです!!
もうね、素晴らしいですよ!モータウンソウル好き、シュープリームス好き、音楽好き、映画好きにはたまらん映画です。
また、そうでない人も十二分に楽しめるハズ。
終始、出演者のパワーに歌に圧倒されまくりの130分間でした。
エンドロール終わってからもしばらく動けず…。
家に帰ってきた今もわたくし、ちょっと興奮状態。
(いまだに鼻の穴が少し開いている気が…。)
そしてサントラ聞きながら、映画を思い返し心震えとります。
今年のアカデミー助演女優賞は、菊池凛子嬢にも頑張ってもらいたいものの、『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンで確実決まり!でしょう。劇場に行けば彼女の魂の歌が聞けます。わたくし、映画中盤から後半にかけてのジェニファー・ハドソンのアレサ・フランクリンばりの力強い歌声になんども鳥肌たちました。しょんべんちびりそうになりました。目頭がジーンと熱くなりました。ビヨンセも『Listen』を歌うシーンとか素晴らしかったですが、完全にジェニファー・ハドソンに食われてましたね。
それほど彼女の歌はスンゴイです。
ビヨンセ、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ演じる、
ドリーメッツの踊りも、まんまシュープリームス!
曲調も完全にモータウンミュージック!ってのも非常にグッときました。
モータウンの創始者ベリー・ゴーディをモデルとした人物、カーティス・テイラー・ジュニアを演じたジェイミー・フォックスと、エディ・マーフィ扮するジェームス・”サンダー”・アーリーの初期マネージャー役、ダニー・グローバー(リーサル・ウェポンではメル・ギブソンの相棒役でしたね。)二人の堅実な演技もかなり物語に深みを与えてました。
最近停滞気味だったエディ・マーフィの復活!とも言える演技も最高です。
ジェームス・”サンダー”・アーリーなる、人気スターから徐々に落ちぶれてゆくキャラクターを演じているんですが、このキャラクターがジェームズ・ブラウンにマーヴィン・ゲイ(劇中、マーヴィン・ゲイのかぶっていたような帽子&服装をしているシーンがあって笑いました。)ジャッキー・ウィルソンを足してコミカルにしたようなキャラクターで、落ちてゆくスターの悲哀を抜群の上手さで演じきっています。しかし、エディ・マーフィがあんなに歌が上手いとは…『サタデー・ナイト・ライヴ』出身、ビバリーヒルズ経由とはいえスゴすぎです。
ぜひ助演男優賞穫ってほしいもの。
あと完璧ジャクソンファイブ(マイケル・ジャクソンが子供のころ在籍していた兄弟グループです。)のパロディな5人組にもニヤリとさせられました。(よくもまあ、こんなに似てる子役連れてくるなあ。と、なんかそんなことにも感心。ただ幼少期のマイケルさんは、もっとおはなが大きかったハズですが…。でもそれはきっと、触れちゃいけ…以下割愛…。)
とにかく、この映画は、人種問題も絡んだアメリカ60~70年代のミュージックシーンのリアルな雰囲気と、栄光と成功の裏にある苦悩や悲哀、葛藤をソウルミュージックに包んで、力強く描き出した傑作であります。何度も書きますがDVDではなく劇場で見ることをオススメします!
ジェニファー・ハドソンのソウルに震えろっ!
って感じです。


☆ドリーメッツのモデルともいえるシュープリームスの『You Can't Hurry Love 』(恋はあせらず)の映像↓ (僕が高校生の頃『エド・サリヴァン・ショー』が日本でも再放送されていて、ジャクソンファイブ、ダイアナ・ロス&シュープリームス、テンプテーションズ等の映像をビデオに撮って見てたのを思い出します。懐かしいなあ。しかしダイアナ・ロスって顔のパーツのひとつひとつがデカイよな…。) 


☆ドリームガールズのサントラ、デラックス・エディション↓
ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付)
ドリームガールズ:デラックス・エディション(DVD付)

Amazonだと15%off!だったので一昨日、早速注文して、映画見た日に届くようにセッティング!(ってか偶然以外のなにものでもないわけですが…。)
映画見て家に帰ったら届いてたっちゅう、グッドタイミングで我ながらニンマリ。
中身はこんな感じ↓で、CD二枚組におまけDVD(『Listen』のビデオと予告編が二種)が付いてます。いや、このサントラはマジで良いですよ!個人的にはDisc1の8曲目『Steppin'to the bad side』がお気に入り。このソウルファンクミュージックはヤバいです。シンセのとこといい、歌い方といい完全にスティービー・ワンダーの『Superstition』(迷信)へのオマージュです。 
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世界最速のインディアン

齢63にして世界最速に挑む男っ!ってことで
ハンニバルな男、アンソニー・ホプキンスが実在した韋駄天バイクジジイ、バート・マンローを演じた『世界最速のインディアン』を観ましたよ。


こりゃね、いい映画でしたよ。
なんつうか、いいんですよ。実に。
わるいひとが一人もでてこない映画。
(バートという魅力的な人物と接するからこそ、誰もが優しくなれるのかも知れないとも思ったり。)
一人の老人(バート・マンロー)がニュージーランドのアルバカーキから、アメリカのボンヌヴィル塩平原(ソルトフラッツ)へと旅するスローなロードムービーであり、最高速スピードを追い求め続ける男の浪漫を描いたパワフルな映画でもあります。
アンソニー・ホプキンスが、目が合っただけで殺して食っちまうような、いつものサイコ役と違い、おちゃめで頑固一徹な愛すべきバート・マンローを実にたのしそうに演じてます。
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士にはじまり、『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』の天才数学者、『サバイビング・ピカソ』ではピカソを演じたり、ほんと演技の幅が広い人やなあ…。と感心します。
歳をとっても、死の間際までも、ずっと夢を持ち続けていたいっ!と思わせる素敵な映画でありました。


☆『世界最速のインディアン』のサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/
index.html


☆バート・マンローの伝記本
(映画に興奮!、わたくし思わず買っちゃいました。)
バート・マンロー スピードの神に恋した男
バート・マンロー スピードの神に恋した男
ジョージ・ベッグ, 中俣 真知子, 池谷 律代, 岡山 徹
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ルネッサンス 13/ザメッティ

『スキャナダークリー』を見たとき予告編が流れていて、
「おっ!こりゃ、面白そう!」と思った映画が下の二作品。
まずは『ルネッサンス』

これは『ベルヴィル・ランデヴー』を生み出したおフランス産アニメーション。
2054年のパリを舞台にしたSFノワールです。
総制作費23億円、全編白と黒、どことなく『シン・シティ』とも似ている映像美ですが、スタイリッシュな雰囲気はこっちに軍配があがりそう。
『ブレードランナー』にでてくるようなでっかい建造物のデザインが、すげえいかしてました。 
主役の刑事の声を『007』のダニエル・クレイグが担当しております。
日本公開は夏ごろ予定。

☆『ルネッサンス』予告編↓


☆『ルネッサンス』公式サイト(英語版)↓
(ここでも予告映像が何本か見れますが、ほんとかっこいいです!)
http://www.renaissance-movie.com/


つぎが『13/ザメッティ』


偶然手にした封筒。つぎつぎとあらわれる"13"という数字にいざなわれ、森の奥に佇む洋館に迷い込んだ青年セバスチャン。そこで目撃したものは大金を賭け13人で行う闇のゲーム“集団ロシアン・ルーレット”だった…。
ってストーリーで、これも『ルネッサンス』同様のフランス産、全編モノクロ作品。 
13人でやるロシアン・ルーレット!
ヤバすぎです。その設定…。(しょんべんちびりそうですよ。)
これはもう発想の勝利でしょう。
監督のゲラ・バブルアニは、自らの資金で、ロシアンルーレットのシーンを撮り、その映像を映画会社に見せて映画化にこぎつけたそうです。
ハリウッドがリメイク版を製作することも決まったようで、主演にディカプリオやトビー・マグワイアの名前が挙がっているとか。
日本公開は春頃予定です。

☆『13/ザメッティ』予告編↓


☆『13/ザメッティ』公式サイト↓
(まだできてませんが。)
http://13movie.jp/
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スキャナーダークリー

さて久しぶりの更新であります。
最近は、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『時計仕掛けのオレンジ』『2001年宇宙の旅』『グエムル』を一緒くたにして煮詰めたような新井英樹氏の怪作マンガ『真説ザ・ワールド・イズ・マイン』を全巻かため読みしたり↓

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻

ハーラン・エリスンのヴァイオレンスSF短編集、
『世界の中心で愛を叫んだけもの』を読んだり
(バカ売れした小説『世界の中心で愛をさけぶ』は、このハーラン・エリスンの小説の題名からとったものだと思うのですが、内容は全く正反対であります。)

世界の中心で愛を叫んだけもの
世界の中心で愛を叫んだけもの


と、脳内かなりヤバいことなっていましたが、さらに極めつきとして、フィリップ・キンドレッド・ディック原作、リチャード・リンクレイター監督(『スクール・オブ・ロック』『ビフォア・サンセットの監督です。)の『スキャナーダークリー』を観てまいりました。
クローネンバーグの『裸のランチ』、

裸のランチ
裸のランチ

ギリアムの『ラスベガスをやっつけろ!』

ラスベガスをやっつけろ
ラスベガスをやっつけろ

とあわせて、三大ドラッグムービーと命名したいほどイカれた映画でありました。(『スキャナーダークリー』はドラッグ賛美映画ではなく、実際に多くの知人を亡くし、自らも麻薬中毒者であったディックの悲痛な鎮魂歌とも言うべき映画でありますが…。)
この映画はロトスコープという、技法を使ったアニメーション作品。まず俳優の演技を撮影し、パソコンでその映像にデジタルペインティングを丹念にほどこしてゆく手法がとられているわけですが、これがもうドラッギーな雰囲気を醸し出すのにピッタリといえる手法で、俳優達の、トんでてヤバい演技をさらに加速させていました。実写の上にペインティングしていることで、画面全体が、二重に見えるというか、揺らいで見えるというか…なんとも不可思議な映像で、ビールとか飲んで酔っぱらって見たりすると、かなりヤバい感じです。特にロバート・ダウニーJr.の膨大妄想演技は、アニメーション効果と合わさって、かなりブッ飛んでました。(ドラッグ所持で何度か逮捕されてたその昔、この人ほんまにこんなんやったんやろなあ…。演技いうより、地でやってんのちゃうの?って感じがなきにしもあらずでありました…。)ナチュラル・ボーン男、ウッディ・ハレルソンのゲロがつまって死にかけるダメ人間っぷりも、「ああ…もう…めちゃくちゃやん…!」と心の中で叫んじゃうくらいイかしてました。あとキアヌ・リーヴスの、ただ、のぼっとつっ立ってるだけの演技もドラッグ中毒者なリアル。紅一点、万引きセレヴ、ウィノナ・ライダーは出演しているだけでグッド!。(彼女は画面に映っているだけで僕的には完全オッケー。)重度のジャンキーを演じたロリー・コクレンの目の動きも「あちゃ〜…」大丈夫なの?ほんとにこの人…?って思わせまくりで、出演者全員、終始物質Dなるドラッグに溺れまくってる様は、見ていてたまらなく滑稽でおもしろいものの、よくよく考えると人間存在否定した怖さだったりいたします。そして、なんといっても『未来世紀ブラジル』をも思わせる悪夢的な救い無きラストが素晴らしすぎるというか、後味悪すぎると言うか…。自らがドラッグに耽溺していた実体験を近未来SF作品へと昇華させ、それが現代社会への痛烈な皮肉へとなり得ている、フィリップ・K・ ディックのスゴさを、いまさらながらに痛感させる映画でありました。コメディにラブストーリーにドラッグムービーになんでも器用に撮れちゃう(しかもどの作品も平均水準以上。)リチャード・リンクレイター監督の才能にも脱帽な100分間でありました。
エンドクレジットで流れるトム・ヨークの『ブラック・スワン』も泣かせます。

☆『スキャナーダークリー』のサイト↓
http://wwws.warnerbros.co.jp/ascannerdarkly/

☆『スキャナーダークリー』予告編↓


☆トム・ヨークの『ブラック・スワン』収録アルバムはコレ↓
ジ・イレイザー
ジ・イレイザー
トム・ヨーク

☆『スキャナーダークリー』のサントラ↓
(スコア盤なので『ブラック・スワン』等の歌ものは収録されてません。)
A Scanner Darkly
A Scanner Darkly
Graham Reynolds

☆フィリップ・K・ ディックの原作本↓
スキャナー・ダークリー
スキャナー・ダークリー
フィリップ・K. ディック, Philip K. Dick, 浅倉 久志
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あけましておめでとうございます。300 PAN'S LABYRINTH

新年あけましておめでとうございます。
今年もA.blogをよろしくお願いいたします!

やってきました2007年。
今年はいよいよ『スパイダーマン3』も公開されるわけですが、僕が期待している映画は『300』と『PAN'S LABYRINTH』(パンズ・ラビリンス)であります。

『300』は『シン・シティ』のフランク・ミラーのコミックが原作。監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。
100万のペルシア軍に、たった300人のスパルタ兵が果敢にも立ち向かったという『テルモピュライの戦い』をベースに描いたコミックを映画化した古代戦記ものです。
公式サイトで予告を見ましたが、いやーヤバいっす。『シン・シティ』同様、グリーンスクリーンで俳優が演じ、背景はその後にほぼ全てCGで造り上げている、かなりパンチのきいた映像であります。フランク・ミラー原作作品では魅惑のエロ唇の持ち主アンジェリーナ・ジョリーも出演予定『シン・シティ2』も、もちろん楽しみでありますが、この『300』もかなり期待度大です!(『300』日本公開は今年の6月予定です。)

☆『300』の予告編。
(コナン・ザ・グレートの映像スンゴイ版、あるいはベルセルク映画版って感じ。)


☆『300』の公式サイト↓
http://300themovie.warnerbros.com/

300: The Art of the Film
300: The Art of the Film
Frank Miller, Zack Snyder

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『PAN'S LABYRINTH』(パンズ・ラビリンス)は、『ブレイド2』『ヘルボーイ』を撮ったメキシコ出身のギレルモ・デル・トロ監督の創り上げたダークファンタジー。
彼の『デビルズ・バックボーン』という映画↓ 
デビルズ・バックボーン スペシャル・エディション
デビルズ・バックボーン スペシャル・エディション

が良かったのでかなり期待しております。
こちらは今年の秋ごろ公開予定。
ポスターもいい感じ!↓


☆『PAN'S LABYRINTH』予告編。


☆『PAN'S LABYRINTH』の公式サイト↓
http://www.panslabyrinth.com/
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