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アバウト・ア・ボーイ

『アバウト・ア・ボーイ』のDVDが中古で1000円で売っていたので買ってしまう。

正直、出演しているヒュー・グラントや、レイチェル・ワイズには全く興味がないのだが・・・。
俺の好きなバッドリー・ドローン・ボーイが音楽担当という事で買っちゃいました。(DVD特典としてバッドリー・ドローン・ボーイのインタビューやミュージック・クリップが見れます。)

ストーリーは、父の遺産で悠々自適に独身ライフを満喫する自己中男、ウィル(ヒュー・グラント)が12才の少年マーカス(ニコラス・ホルト)と出会い、なんやかんや色々あって人間的に成長していくという、まあよくある話。笑えるとこもあるし、そこそこおもしろい映画。子役や俳優、女優の服のセンスはおしゃれでよろしいんじゃないかと。前半の嫌な奴ウィルを演じるヒュー・グラントのハマっていること!後半のいい人ウィルよりもよっぽど輝いていたぜ!ヒュー!
しかし、実際のヒュー・グラントって絶対嫌な奴っぽいよなあ。むかし深夜に売春婦といた所を逮捕されちゃったこともあるしね。おっちょこちょいというか、おまぬけというか・・・ハリウッド・スターのくせに・・・ちょっとカッコ悪い人よね。
まあそれはともかく、もしアラレちゃんがハリウッドで映画化されるとしたら、マシリト役はヒュー・グラントか『シャイン』のジェフリー・ラッシュで決まりだよな、きっと。

日本だと小泉首相とか?でもハリウッドで『アラレちゃん』はないな。あるとしたら、中国、香港とかアジア映画あたりでか・・・。
台湾映画では『ドラゴンボール』の実写版もあるしね。でも『アラレちゃん』、CGつかいまくりで、ハリウッドで映画化したら、かなりおもしろいだろうな。監督は『メリーに首ったけ』のファレリー兄弟あたりのおバカコメディー路線で。

俺絶対見に行くよ。実写版にこちゃん大王見たいし。あとすっぱマンも・・・。


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アーキグラム

アーキグラムの実験建築1961-1974
アーキグラムの実験建築1961-1974

『アーキグラムの実験建築1961-1974』のアート本が出ていた。
この本、水戸芸術館現代美術センターで2005年1月22日〜3月27日まで開催されていた展覧会を契機に刊行されたもの。この展覧会、行きたかった展覧会なんだけれども、なにせ水戸は遠すぎる・・・。ってことで残念ながら行かなかった展覧会。
"アーキグラム"とは、
1960から79年代初頭にかけて活躍したイギリス建築家集団と彼らが出版した雑誌のタイトルを兼ねた名称。建築や詩、アート、デザインなどの分野をごちゃまぜにして、未来的でサイケな建築や都市をポップなグラフィックやコラージュで表現し、自らが出版した雑誌などで発表、建築界のビートルズなんて言われちゃってる集団。ちなみに実際に施行されたものはなし。
アーキグラム誌で発表しただけっちゅう、僕的に言わせてもらえば超妄想集団であります。
水中両用型移動式住居(リビング・ポッド)、カプセル状の空間ユニットを自由に組み合わせる(プラグイン・シティ)、宇宙服から着想を得たというスーツ型携帯式住居の(スータルーン)などなど、
どこか、どらえもんの世界を彷佛とさせるおちゃめな建築の数々。それらをSFコミックスや広告などのイメージを引用しながら、実におもしろく、かっこよくデザインしている。
ただ妄想するだけでなく、建築デザインとして形にし、紙面に発表ているところがアーキグラムのすごいところ。発想もかなり先を行ってる人達だったんだな、こりゃ。と思わせる事間違いなし。
そして、この『アーキグラム』本、デザインが非常に秀逸。
透明ビニルカバーに、『アーキグラム』の建築デザインが白いラインで印刷されていたり、ページとページの間に、異なった紙質でアーキグラム誌の縮小版がとじられていたり(中には封筒に入っていたり、幾重にも折り畳んであるものもあり。)まるで大人版、飛び出す絵本の趣き。
しかも有無を言わせぬオシャレ感・・・。
ページを捲るのが非常に楽しい本。
こりゃ、展覧会も行くべきだったなあ・・・。
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